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顕微授精における「紡錘体」について
通常、顕微授精を行うときには紡錘体(染色体)を損傷することなく、精子の注入を行うことが重要とされています。しかしながら肉眼では、その紡錘体を見ることはできません。成熟卵子を顕微鏡で観察すると第一極体と言われるものが観察でき、紡錘体はその付近に存在すると言われているので、顕微授精の時にその経路からはずす様にして精子注入を行います。 しかしながらすべての紡錘体が第一極体のそばにあるとは限らず、例外的にはその位置がずれて存在することもあるのです。 もし、精子注入経路が紡錘体の位置になると、それを傷つけることになり、卵子にとっては好ましくありません。 |
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一般の卵子
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例外の卵子
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第1極体付近に紡錐体が存在
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第1極体と離れた位置に
紡錐体が存在
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より安全な顕微授精のために・・・
当クリニックでは、光学的に、卵子に影響を与えることなく従来肉眼では見えなかった紡錘体の位置を確認できるシステムを導入しました。それによって、紡錘体を保護して精子注入が可能になり、より安全で確実な顕微授精ができるようになりました。![]() 実際に精子注入を しているところ 紡錐体をさけて 注入している |
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ベアータ・クリニックでは、体外受精の卵巣刺激としてリコンビナントFSHを
導入しました。 リコンビナントFSHって? ・ 遺伝子組み換え技術を用いて製造されたヒトFSH製剤です。 体外受精の専門の薬剤として、有効性と安全性が確認され、初めて認可されたお薬です。 ・ 遺伝子組み換え技術を用いて作られたので、純度が高く、効果の均一的な薬剤となります。現在日本で使用されているもののように原料に尿を用いていないので、不純物を含む可能性がありません。 ・ 効果を確認する臨床試験では、尿由来のFSHと比較して、リコンビナントFSHは、より多くの採卵数、良好な卵子がとれています。 遺伝子組換え製剤は安心して使用できるでしょうか? ・ リコンビナントFSH製剤は、海外では10年前より使用が開始され、現在では80国以上で広く使用されています。 ・ 成長ホルモン、インスリン製剤、顆粒球増殖因子などの遺伝子組換え製剤が既に日本において広く使用され、臨床応用されています。 |
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アシステッド・ハッチングとは?
卵子は受精後、胚盤胞期に到達(発生)するとその周囲を取り囲んでいる透明帯という層から内部の細胞を脱出させ子宮内膜に接着して着床に至ります。この透明帯からの胚の脱出をハッチング(孵化)と言います。体外受精において、良好胚を移植してもなかなか着床しないような場合、透明帯の肥厚や硬化などによりハッチングがうまく起きていない事がが考えられます。このような卵子の透明帯の一部を切開または薄くすることによってハッチング(hatching)を補助(assist)する方法をアシステッド・ハッチング(assisted hatching)と言います。
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レーザー・アシステッド・ハッチングとは?
これまでのアシステッド・ハッチングでは酸性溶液を使用して透明帯を溶かす方法や顕微鏡下で針を用いて透明帯を切開する方法が取られてきました。しかし、これらの方法では胚に対して悪影響を及ぼす可能性があるとされています。そこで近年、安全かつ正確な方法として極微量のダイオード・レーザーを用いて透明帯を薄く削る“レーザー・アシステッド・ハッチング”が開発されました。
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アシステッド・ハッチングは、体外受精治療が繰り返し不成功であった症例などに対し着床促進効果が認められています。当クリニックでは、レーザー・アシステッド・ハッチング機器を導入致しました。治療を希望される方は一度ご相談下さい。
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